大地の絵で考える

news070629.JPG
安中榛名にまた行ってきました。
長野新幹線の高崎から一つめ、山間に突如現れる駅です。
駅前に、広大な造成地が広がり、質の高いリゾートシティが生まれつつあるエリアです。
今日は「作業」があるので、スタッフの佐藤と二人で、いつものボロ車・・・
「作業」は、「大地に絵を描くこと!」
今まで机上で計画してきた住宅のプランを、現地に「位置出し」をして、杭を打ち、ロープを張って、現場でその配置や、広さ、眺望などを確認する作業です。
ボクはこれが好きで、よほど配置に困らないような、狭小現場で無い限り、それぞれの物件で行うのです。
この日は、風が無く異様な湿気で、一本目の杭から汗が噴き出しますが、これがまた気持ちのいいモノ・・・V型に折り曲げたプランを、正確に出しながら、計22本の杭を打ち、それらを赤いロープで繋ぎ、プランを大地に書いていきます。
汗だくで完了し、ニヤニヤしながら、プランのあちこちに立って、四方眺めたり、写真を撮って、現地で「もう少し、こうしよう・・・」と、立体を想像します。
車を乗り入れて、ルーフによじ登り、プランに相当する高さを稼いで、眺望を確認します。
敷地の中をうろついて、ほぼ納得できると、次に周囲や遠方から見回し、造形を確認します。杭やロープの上に、壁や開口、屋根、全体のボリュームなどを想像します。
今は存在しない建築を想像し、頭の中に描く「作業」
どのような、形にも変形させられるわけですから、これほど楽しく、有意義な事はありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です